京都は烏丸近くの小道でひっそりと暖簾を掲げるのが、ミシュラン二つ星を獲得する高級日本料理屋「緒方」。料理やコース構成、空間、器のすべてが洗練されており、全国に多くのファンを抱えています。「予約の取れない店」と呼ばれている割に、予約方法が複数存在することは意外と知られておらず、予約は今がチャンスです。
今回は、緒方の人気の秘訣は何なのか、本当に予約が取れないのか、予約方法に裏ワザはあるのかについてご紹介します。気になるコースの内容や料金、料理の感想も合わせてご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
緒方とは?
緒方の概要をお伝えします。
無駄のない一流日本料理屋
緒方は夕方~夜の時間で営業する、カウンターメインの日本料理屋さん。コースはおまかせ一本のみで、予算は季節やその日の仕入れ状況、お酒の量に応じて30000円~60000円といったところ。
和食としてはかなり高級なお店ですが、料理の構成はもちろん、空間、器全てが無駄なく研ぎ澄まされています。素材は全国から選りすぐった旬のものを使用。他では味わえない一流の日本料理が体験できます。
緒方の魅力
緒方の人気の秘訣を3つのポイントに分けてご紹介します。
上質素材をシンプルに調理
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緒方の料理は引き算の料理。季節に応じたこだわりの上質素材を使い、余計な手を加えずにその食材の甘味や旨味を引き出すのがとても上手です。そのため料理はどれもシンプルで大胆。上品で優しい味わいですよ。
例えば冬のスペシャリテである富田林の海老芋の炊いたん。余計な甘さは感られず、味は出汁の旨味がメイン。そうすることで海老芋のねっとりとした食感や風味がダイレクトに体に染みわたります。思わず無言で素材の味に集中してしまいそうになる料理ですよ。
時にハイセンスな変化球も
直球の料理の中にも変化球を混ぜてくるのが緒方流。例えば鮑には桃の角切りとすり流しのソースを。梅ごはんには砂糖をかけて。締めのグジのお茶漬けは和紅茶をかけてみたりと、毎回1回は登場する遊び心にハッとさせられてしまいます。
それがただの遊び心で終わらないのが緒方のすごいところ。どれも口の中に入れてみると見事な調和を実現しているのがわかります。食材の特製を熟知しているご主人だからこそ為せる大胆な取り合わせの妙技は、流石としか言いようがありません。
研ぎ澄まされた和の空間
店内に入ると目に入るのは、シンプルで洗練された和の空間。カウンター8席と個室で構成される店内は飾らない美しさで、お店の料理と通ずるところを感じます。かすかに香のかおりも漂い、非日常を感じる空間です。
雰囲気は凛としながらも、ご主人の穏やかな表情と話し方から温かみも感じられます。一見さんにも優しく対応して下さるので、始めていく方でも安心ですよ。ぜひ大切な人と大切な時間を過ごしてほしいお店です。
緒方が予約できる取り方・方法・裏ワザ
「予約の取れない店」と称される緒方ですが、どうすれば予約が取れるのでしょうか。予約方法と裏ワザををわかりやすく説明します。
予約をするために試すべき手順
現在緒方の予約をゲットするための最善の策は、以下の3つを順番通りに実施することです。
①【今すぐ】OMAKASEで空席チェック
②【毎月1日】朝10時から電話で2か月後の予約
③【毎月1日】13時からOMAKASEで3か月後の予約
以下、それぞれ詳しく説明します。
①【今すぐ】OMAKASEで空席チェック
OMAKASEと呼ばれるネット予約システムで3か月後までの空席の確認ができます。空席があることは稀ですが、運が良ければ希望日が空いていることも。まずは以下の手順に沿って空席を確認してみてくださいね。
- こちらのリンクをクリック
- 「このお店を予約する」ボタンをクリック
※OMAKASE未登録の方は登録が必要です。 - 希望日があれば必要事項を入力し、予約へと進む。
※OMAKASEでの予約は1人当たり270円の手数料がかかります。手数料はキャンセルしても戻ってこないので中止してくださいね。
②【毎月1日】朝10時から電話で2か月後の予約
毎月1日には電話で2か月先の分の予約を受け付けています。例えば2018年11月1日には2019年1月分の予約が開始です。1日が休業日の場合は翌営業日が予約受付日になるので注意してくださいね。
電話はなかなかつながらないことが多く、ほとんどの予約枠は1日でいっぱいになってしまうようです。お店の空き状況に応じて柔軟にスケジュール対応できる人は電話が落ち着く午後になってからでもいいかもしれませんが、希望日が限られる人は朝10時からの予約をおすすめします。
③【毎月1日】13時からOMAKASEで3か月後の予約
1日の13時にはOMAKASEで3か月先の予約枠が解禁になります。こちらは電話と違って一度にいくつものアクセスを受け付けられるので、わずか数分もたたないうちに売り切れてしまいます。
OMAKASEに登録していない人は必ず事前に登録しておきましょう。予約の方法は上で説明した方法と同じです。12:55にはページを開いて準備をしておくのがおすすめですよ。
もっと簡単に予約できる裏ワザ(電話予約が面倒な方向け)
緒方で一度は絶品の和食を堪能してみたいですが、毎月1日の10時を狙って電話するのは忘れたりするかもしれないし、何時間も電話をかけ続けるなんて面倒ですよね。そんな方にとっておきの裏ワザがあります。
予約代行サービス「PLAN」で簡単1分予約
PLANは無料で予約代行サービスを行っています。以下ボタンからLINEでPLANというアカウントを友達追加していただければ、PLANが次回予約開始日にあなたのために予約をします。ただいまキャンペーン中につき、料金は予約の結果にかかわらず一切無料です。安心して簡単に「緒方」を予約してみてくださいね。
↓「緒方」を予約する
※席のご予約を約束するものではないことをご了承ください。
<予約方法>
1.上のボタンからPLANを友達追加してください。
2.メッセージに従って、予約内容を入力してください。
3.予約内容を送ったら予約受付完了です。予約の結果は予約開始日の後3営業日以内にLINEでお送りいたします。
緒方のコースの種類・内容・料金は?気になる予算もご紹介!
以下では緒方のコースの種類や内容、料金をご紹介します。飲み物も合わせた最終的な予算も算出したのでチェックしてみてくださいね。
コースはおまかせ1本のみ。値段は季節によって異なる。
コースは10~13皿で構成されるおまかせコース1本のみです。コースのみの料金は季節やその日の仕入れ状況によって変わります。消費税・サービス料10%抜きで25000円~40000円が目安。因みに2018/2019年冬の料金は幻少し高めの40000円です。
以下コースの内容例をご紹介します。
コース内容例(1月)
・間人蟹と外子のゼリー寄せ、新潟のモズクを添えて
・蕪とクエのお椀
・明石の鯛と長崎の白甘鯛のお造里
・湯通し鯛の皮、ゼラチン質
・岩手県雲子の揚げ物
・餅米をくるんだ柚の揚げ物、松葉の中にあしらって
・間人蟹の四肢の根元の部分
・間人蟹の足
・田舎味噌と蟹味噌を入れた間人蟹の甲羅
・大阪富田林の海老芋
・鯖寿司
・カマスとサツマイモの炊き込みご飯
・手打ち蕎麦
ドリンクのメニュー表はなし。値段は不明。
ビールやワイン(ボトルのみ)、日本酒などの基本的な飲み物は取り揃えているようですが、ドリンクのメニューリストはありません。「値段にこだわらずに良いものを」という感じお店なので、値段は聞きづらい雰囲気。しかし口コミなどを覗いてみると、1~2杯飲んで+3000円~5000円という方が多いようです。
【予算】飲まない人は5万円、飲む人は7万円は持っておきたい
予算自体は飲まない人で一人当たり30000円~45000円、飲む人で35000円~60000円といったところ。飲まない人は5万円、飲む人は6万円をお財布に入れておくと安心でしょう。
実際のメニューと感想
お店に足を運んだ人はどのような感想を持ったのでしょうか。写真と一緒にご紹介します。
まとめ
緒方の魅力や予約方法、予約の裏ワザ、コースの内容や値段をご紹介しましたが、いかがでしたか?
値段や雰囲気からして決して気軽に行けるようなお店ではありませんが、確実に日本最高峰の和食を頂くことができます。大切な人と特別な時間を過ごすにはぴったり。ぜひ今回ご紹介した予約方法や裏ワザを使って、予約をゲットしてみてくださいね。
食事の日程が決まっていて、「普段は食べられないような人気店を予約したい!」という方は、以下の関連記事からほかのレストランの予約もしてはいかがですか?より素敵な食事ができる可能性が上がりますよ♪
アクセス・営業時間・定休日・電話番号
・住所
京都府京都市下京区綾小路西洞院東入新釜座町726番地
・アクセス
阪急【烏丸駅】より 徒歩4分
京都市営地下鉄【四条駅】より 徒歩5分
阪急【大宮駅】より 徒歩10分
・営業時間
【カウンター席】 16:00〜18:30 / 19:00〜
【個室(4~8名)】 18:00〜
・定休日
月曜日
・席数
16席
(カウンター8席、個室(4~8名)1つ)
・電話番号
075-344-8000