湯島のホテル街にひっそりとたたずむ創業明治42年の名店「鳥栄」。シンプルな鶏鍋とふわふわのつくねは100年以上愛され続けています。他の人気店と比べて決して豪華な料理が頂けるわけではありませんが、鳥栄の予約は困難で「予約の取れない店」と呼ばれています。
そこで今回は鳥栄がなぜ100年以上も愛され続けているのか、本当に予約が取れないのか、予約方法に裏ワザはあるのかについてご紹介します。気になるメニューや料金、口コミも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
鳥栄とは?
鳥栄とはどのようなお店なのでしょうか。鳥栄の魅力や特徴をご紹介します。営業時間やアクセス方法も合わせてチェックしてみてくださいね。
メニューは鶏鍋のみ、創業109年の老舗店
鳥栄では創業した明治42年から100年以上もの間変わらない味を楽しむことができます。料理は看板メニューの鶏鍋のみ。シンプルな鶏のやさしい味は、料理というものの基本に立ち返らせてくれます。
鶏鍋だけでなく、お店の空間も素敵な食事の時間を演出してくれます。鶏鍋を温めるのはコンロではなく囲炉裏と炭火。お店の大きさもちょっとした茶室程度しかなく、お客さんも1日3組のみのため、妙に落ち着きます。初めて来るのにどこか懐かしく感じる空間も、鳥栄の魅力の1つです。
また訪れた人が口をそろえて賞賛するのが、おかみさんの丁寧な接客。老舗ぶらず慇懃無礼でもない気持ちのこもった接客は「また来たいな」という気持ちにさせてくれます。
鳥栄が予約できる取り方・方法・裏ワザ
「予約の取れない店」と呼ばれる鳥栄ですが、本当に予約は取りにくいのでしょうか。予約を取る際の裏ワザも含めてご紹介します!
予約は奇数月1日の朝8:00から、翌月・翌々月分を電話受付。
予約手段は電話のみで、奇数月の朝8:00から翌月・翌々月分を予約することができます。例えば、9月1日には10月・11月分の予約をすることができます。(1日が定休日の場合は、翌営業日が電話受付日です。)
予約は激戦。45分間はトライするのをおすすめします。
2か月分の予約が1日に集中するので、電話はなかなかつながりません。特に1日が週末の場合は激選になります。
朝8時にいかに良いスタートを切れるかが勝負です。8時ちょうどを狙って電話をかけ、つながらなくてもリダイアルを試み続けましょう。45分程度かけ続ければ電話がつながったという人が多いので、少なくとも45分間は電話をかけることをおすすめします。
当日電話も最終手段としてはアリ
1,2か月前から予約しているからか、キャンセルをする人もそこそこいるようです。実際に当日電話したらたまたまキャンセルで空きが出ていてお店に行けたという人も。ダメもとでのトライになりますが、当日電話して空き状況を聞いてみるのも最終手段としてはおすすめです。
もっと簡単に予約できる裏ワザ
鳥栄で一度は絶品の焼き鳥を堪能してみたいですが、特定の日や時間を狙って電話するのは忘れたりするかもしれないし、45分も電話をかけ続けるなんて面倒ですよね。そんな方にとっておきの裏ワザがあります。
予約代行サービス「PLAN」で簡単1分予約
PLANは無料で予約代行サービスを行っています。以下ボタンからLINEでPLANというアカウントを友達追加していただければ、PLANが次回予約開始日にあなたのために予約をします。ただいまキャンペーン中につき、料金は予約の結果にかかわらず一切無料です。安心して簡単に「鳥栄」を予約してみてくださいね。
↓「鳥栄」を予約する
※席のご予約を約束するものではないことをご了承ください。
<予約方法>
1.上のボタンからPLANを友達追加してください。
2.メッセージに従って、予約内容を入力してください。
3.予約内容を送ったら予約受付完了です。予約の結果は予約開始日の後3営業日以内にLINEでお送りいたします。
鳥栄の予算と外せないメニューは?気になる口コミもご紹介!
以下では鳥栄に行ったらぜひ食べてほしいメニュー、チェックしておきたい予算、実際に足を運んだ方の口コミを紹介していきます。
メニューは鶏鍋7000円のみ
メニューは基本的に鶏鍋コースのみ。1人前7000円です。飲み物を付けて1万円前後が予算の目安でしょう。
コースの内容は以下のようになっています。鍋に関しては頼めば女将さんが作ってくれるので、初めての方でも安心です。
・鶏肉と野菜
・つみれ
・香の物とご飯
(鶏の出汁が出たスープをかけていただくと絶品)
全体的にボリュームは少なめで、小食の女性くらいでないとお腹いっぱいにはならないでしょう。当日に別料金でお肉の追加もできるので、お腹いっぱいになりたい方はお肉のおかわりがおすすめです。
以下、鶏肉とつみれそれぞれについてご紹介します。
鶏肉は丁寧な下処理がされた軍鶏と若鶏を使用
鳥栄で食べられるメインの鶏肉は東京軍鶏で、それに加えて千葉の若鳥が使用されています。どちらも硬すぎず柔らかすぎず、口に入れた瞬間ぷりっとした触感と共に鶏の優しい旨味が口全体に広がります。
むね肉やもも肉だけでなく、脾臓・心臓・砂肝・肝臓が頂けるのも魅力。どれも丁寧にした処理が施してあり、鍋に入れてもスープは透き通ったままで灰汁が全然見えません。店主さんの繊細な仕事ぶりが伺えますね。
つみれ―つなぎの卵以外余計なものは一切不使用
鳥栄のお店の中に入ると、「トントントントントン」とリズミカルな音が聞こえてきます。正体はつみれを作る音。どれだけ鶏肉をたたき続ければこんなトロトロの状態になるのでしょうか。ご主人の手間ひまが存分にかけられたつみれは、噛んだ瞬間肉汁があふれ出します。このつみれのためだけでも鳥栄を訪れる価値がありますよ。
実際のメニューと評判
実際にお店に訪れた人はどのような感想を持ったのでしょうか。写真と共にご紹介します。
夏はとても暑いので注意!
店内では炭火が焚かれており、冬は暖かくて良いのですが夏はとても暑くなります。極めつけは、炭が舞うのでエアコンがなく、窓も開けてはいけないという点です。夏場は汗をかきながら鍋を食べることになるので、うちわやタオルを持参すると重宝しますよ。そもそも夏にそんな暑い思いはしたくない、という人は冬場の予約をおすすめします。
まとめ
鳥栄の予約方法や予約の裏ワザをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
決して広いとは言えない店内で、静かに変化していく炭火を見ながら優しい味の鍋を共に食べれば、いつしか心の距離も近くなります。忙しい毎日や都会での生活の中で忘れかけていた何かをもう一度思い出させてくれる、そんな鳥栄に一度足を運んでみてはいかがですか。
食事の日程が決まっていて、「普段は食べられないような人気店を予約したい!」という方は、以下の関連記事からほかのレストランの予約もしてはいかがですか?より素敵な食事ができる可能性が上がりますよ♪
アクセス・営業時間・定休日・電話番号
・住所
東京都台東区池之端1-2-1
・アクセス
東京メトロ【湯島駅】より 徒歩1分
東京メトロ【上野広小路駅】より 徒歩5分
都営地下鉄【上野御徒町駅】より 徒歩6分
京成【上野駅】より 徒歩6分
JR【御徒町駅】より 徒歩7分
・営業時間
18:00~21:00
・定休日
日曜日、祝日 (夏季休業あり)
・電話番号
03-3831-5009