「フロリレージュ」は東京・外苑前にあるモダンフレンチレストラン。食べログ評価4.21の人気店です。オーナーシェフである川手寛康氏の食に対する熱い想いが、洗練された料理・空間・サービスに体現されています。2018年にアジアベストレストラン第3位、ミシュラン二つ星を獲得し、現在人気上昇中。「予約の取れない店」と呼ばれ、今や東京を代表するフランス料理店となっています。
今回はフロリレージュがなぜ「予約の取れない店」と呼ばれるまでの人気を誇っているのか、どのような方法で予約できるのか、予約方法にコツや裏ワザはあるのかについてご紹介します。気になるコース内容やペアリングのドリンク、料理の口コミも合わせてまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
(食べログの点数と順位は2018年11月9日のものです。)
フロリレージュの魅力
近年人気急上昇中のフロリレージュですが、どのような点が人気の秘訣なのでしょうか。以下ではフロリレージュの魅力を3つに分けてご紹介します。
食の問題を意識した凄腕シェフの独特な世界観
シェフの川手氏は六本木の一つ星「ル・ブルギニオン」や、御殿山の三つ星「カンテサンス」にてスーシェフとして経験を積んだ実力者。そんな川手氏の作る料理は独特な世界観を持っています。彼は食を通じて世界を少しでも良くしたいという気持ちでメニューを考えているとのこと。
例えば「フードロス」問題を認識してもらうために、「サステナビリティ― 牛」という一皿をコースに加えています。こどもを産んで肉質が悪くなった牛は殺処分されてしまうのですが、それをやめ、こどもを産んだあとも1年間育て続けた牛を、こちらの前菜では使用しています。
川手氏の料理は、食を楽しむだけでなく未来の世代も含めて多くの人が幸せになれるような食を広めることが大切なのだと気づかせてくれます。
厳選した日本の食材とフレンチの融合
フロリレージュで使われる食材には、日本全国から選りすぐったものが使用されています。それは川手氏自ら生産者一人ひとりのもとを訪れ、食材の様子を確認するほどのこだわりよう。
山菜や緑茶、焼き芋など日本を感じさせる食材を積極的に使用し、本場フランスや日本の有名レストランで培った技術を組み合わせることで、見事なフレンチと和食のフュージョンを見せています。
オープンな店内とちょうど良いサービス
フロリレージュの店内で特徴的なのが、コの字型のカウンター。川手氏をはじめとするシェフたちの調理姿を眺めながら臨場感のある食事ができます。
スタッフも「見られている」という意識があるからか、卒なくきびきびとした動きです。サービスもグランメゾンにありがちな慇懃なものではなく、適度にフレンドリーで純粋にその場の雰囲気を楽しむことができます。
席は全てつながっていてキッチンの様子や音まで筒抜けなので、ラグジュアリーな食事をしたい人には少し物足りない空間やサービスかもしれませんが、料理が好きな人にはたまらないお店ですよ。
フロリレージュが予約できる取り方・方法・コツ・裏ワザ
フロリレージュは「予約の取れない店」と呼ばれていますが、どのような方法を取れば予約できるのでしょうか。予約の方法・コツ・裏ワザをご紹介します。
フロリレージュの予約の取り方・方法
フロリレージュの予約手段には以下の2つがあります。
①電話予約
②ポケットコンシェルジュでキャンセル待ち
以下ではそれぞれの方法について詳しく見ていきます。
①電話予約開始日は2か月前の朝10時から
1か月前でも希望の予約日を取れないことがあるフロリレージュ。なるべく予約開始日に予約を入れたいところです。
予約開始日は2か月前。休業日を除く毎朝10時から、2か月先の同日の分まで予約を受け付けています。例えば、10月1日に予約した場合、12月1日までの予約をすることができます。電話をかける日が休業日の場合電話はつながらないので、翌営業日に電話をしましょう。
しかし休日は多くの人が朝10時に一斉に電話をかけるのでつながらないことが多いようです。確実に予約をしたい方は平日を狙うか、休日の朝10時になった瞬間に電話をかけましょう。いかに良いスタートダッシュを切れるかが勝負どころですよ!
②【ポケットコンシェルジュ】3か月先までキャンセル待ち
ポケットコンシェルジュでは3か月先までウェイティングリスト(キャンセル待ち)の登録ができます。なるべく先(願わくばちょうど3か月先ごろ)のほうがキャンセル待ちの先頭に並ぶことができるので、早めの登録がおすすめですよ。
座席に空きが出ると自動で予約枠に入れられ、キャンセル料は予約日の4日前から発生します。「キャンセル待ちから予約出来ていたのを忘れていて、キャンセル料を支払わなければいけなくなった。。。」なんてことの無いように、登録の際はキチンと予約日を控えておきましょう。
ポケットコンシェルジュでキャンセル待ちをする
※詳しいキャンセル規定はこちらからご確認ください。
フロリレージュの予約のコツ
フロリレージュの予約をより確実に取るために、以下の2つを実践してみると良いですよ。
①電話で希望日の予約が取れなくても、キャンセル待ちを入れておく。
②メールで空席情報を受け取る。
以下でそれぞれ詳しく説明していきます。
①電話で希望日の予約が取れなくても、キャンセル待ちを入れておく。
電話で希望の日程が取れなくても、キャンセル待ちを入れておきましょう。フロリレージュの総席数は16。決して多くは無いですが、キャンセルが出る確率は十分あります。上で説明したポケットコンシェルジュと合わせてキャンセル待ちをしておくと予約できる可能性が上がりますよ。
②メールで空席情報を受け取る。
以下のメールアドレス(公式)に空メールを送信すると、キャンセルによる空席が出た際にメールを受け取ることができますよ。
florilege@mailinfo.aoyama-florilege.jp
電話やポケットコンシェルジュでキャンセル待ちをしている人もいるので、空席情報が送られることはそこまで多くないかもしれませんが、登録しておいて損はありませんよ。
もっと簡単に予約できる裏ワザ
フロリレージュで一度は絶品のフレンチを堪能してみたいですが、特定の日や時間を狙って電話するのは忘れたりするかもしれないし、平日の朝は忙しくて電話できないなんてこともありますよね。そんな方にとっておきの裏ワザがあります。
予約代行サービス「PLAN」で簡単1分予約
PLANは無料で予約代行サービスを行っています。以下ボタンからLINEでPLANというアカウントを友達追加していただければ、PLANが次回予約開始日にあなたのために予約をします。ただいまキャンペーン中につき、料金は予約の結果にかかわらず一切無料です。安心して簡単に「フロリレージュ」を予約してみてくださいね。
↓「フロリレージュ」を予約する
※席のご予約を約束するものではないことをご了承ください。
<予約方法>
1.上のボタンからPLANを友達追加してください。
2.メッセージに従って、予約内容を入力してください。
3.予約内容を送ったら予約受付完了です。予約の結果は予約開始日の後3営業日以内にLINEでお送りいたします。
フロリレージュの予算とコース内容は?気になる口コミもご紹介!
以下ではフロリレージュで食べることができるコース内容、チェックしておきたい予算、実際に足を運んだ方の口コミを紹介していきます。
ランチ・ディナーそれぞれコース1本のみ
フロリレージュはランチ・ディナーそれぞれコースは1つのみです。アラカルトはありません。2ヶ月ごとにメニューは変化します。以下がそれぞれのコースの値段です。
【ランチコース】
7品前後 ¥7000 (税・サービス料10%別途)
【ディナーコース】
11品 ¥13000(税・サービス料10%別途)
※予約時に食べられない食材を聞かれますので、しっかりと伝えるようにしましょう。
1皿ごとにワクワクするメニュー
コースのメニュー表には1皿ごとにシェフのメッセージを色濃く表したタイトルと食材名が記され、「次はどんな料理が出されるのだろう」というワクワク感を楽しむことができます。以下がディナーのコースのメニュー一例です。
【コース例】
「投影 蕗の薹」
「山のもの 海のもの 蟹」
「コントラスト フォアグラ」
「出逢い 牛 牡蠣」
「本質 海老」
「和の風味 平目」
「ヘテロ 白子」
「分かち合う 塊肉」
「リフレッシュ 蜜柑」
「再生 林檎」
「お似合い 苺」
ワインだけじゃないペアリング
川手氏は23歳でソムリエの資格を取得したお酒好き。ワインだけでははく日本酒やカクテル、そしてまさかのノンアルコールまで各メニューの味を最大限引き立てるドリンクを提供してくれます。
特にノンアルコールのペアリングは自然の草花を使用した逸品。その創造性には圧倒されます。お酒が飲める人も飲めない人も是非1度試して見てくださいね。
以下はノンアルコールペアリングの一例。7杯でおよそ10000円が目安です。 【ノンアルコールペアリングの例】
■台湾産四季春茶、エゴマ、ピンクグレープフルーツ
ワインやフレグランスのイメージ。
■カモミール、菩提樹の蜂蜜、レモン、ディル、ジェニパーベリー
清楚系はちみつレモンのイメージ。
■西瓜、硬水、ミント
海辺でスイカ割りのイメージ。
■鹿児島県産深蒸し茶、青柚子、実山椒、青紫蘇
冷茶のイメージ。
■オレンジ、ジンジャー、アニス、レモングラス、フェンネルシード
カンディンスキーの絵画のイメージ。
■芹、小菊、花穂紫蘇、青柚子、木の芽、煎茶、トニックウォーター
クロード・モネの睡蓮のイメージ。
■チェリー、エストラゴン、ディル、ミント、グァバ、ジェニパーベリー
森の中の渓流の風景のイメージ。
3万円持っていけばほとんど安心
ランチはペアリングを付けて2万円強、ディナーの場合は3万円弱が相場のようです。どちらも3万円は持っていくようにしておくと安心ですよ。お酒をたくさん飲む方は4万円必要な場合も考えられるので気をつけましょう。
実際のメニューと評判
フロリレージュに実際に行った人はどのような感想を持ったのでしょうか。美しい料理の写真と共にご紹介します。
まとめ
今回はフロリレージュの魅力や予約の取り方・コツ・裏ワザをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
フロリレージュは2018年にミシュラン2つ星(前年1つ星)、アジアベストレストラン第3位(前年14位)に認定され、現在人気急上昇中のお店です。近い将来もっと人気なお店になることでしょう。まだ2か月前ならば予約の取りやすい今のうちに、予約をして絶品料理を堪能してみてはいかがでしょうか?
食事の日程が決まっていて、「普段は食べられないような人気店を予約したい!」という方は、以下の関連記事からほかのレストランの予約もしてはいかがですか?より素敵な食事ができる可能性が上がりますよ♪
アクセス・営業時間・定休日・電話番号
・住所 東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑 B1F
・アクセス
東京メトロ【外苑前駅】より 徒歩5分
・営業時間
【ランチ】
12:00~13:30(L.O.)
【ディナー】
18:30~20:00(L.O.)
・定休日 水曜日+不定休 以下は2018年12月までの休業日です。
11/6(火)~8(木), 14(水), 16(金)ディナー~18(日), 21(水), 24(土)ランチ, 28(水), 30(金) 12/1(土), 5(水),12(水), 18(火)~21(金),26(水)ランチタイム, 30(日),31(月)
・電話番号
03-6440-0878
・キャンセル料
当日キャンセル 100%
・年齢
小学生以下の来店不可能
・ドレスコード
厳しいドレスコードはございませんが、男性の半ズボンやサンダルでのご来店はNGです。
・公式ホームページ
https://www.aoyama-florilege.jp/