2021年3月20日(土)〜 6月20日(日)、東京都江東区三好の東京現代美術館にて展覧会「ライゾマティクス_マルティプレックス」が開催されています。アートとテクノロジーを掛け合わせた作品を生み出す企業「ライゾマティクス」初の大規模個展を通して、芸術の新たな可能性を発見しましょう!
この記事では、東京現代美術館「ライゾマティクス_マルティプレックス」の概要、おすすめポイントや見どころ、チケット予約方法や予約のタイミングなどを詳しく紹介します。
東京現代美術館「ライゾマティクス_マルティプレックス」の概要
アートとテクノロジーの新たな可能性を表現する企業「ライゾマティクス」初の大規模個展です。データの可視化や、バーチャルとリアルを融合させたハイブリッドインスタレーションを通して新たなアートの可能性を見せてくれます。
さらに、Perfumeとコラボレーションしたフィジカルパフォーマンスも展開。未知なるアートに触れられる、特別な時間を楽しめますよ。
・期間
2021年3月20日(土)〜 6月20日(日)
(※休館日:月曜日(5月3日は開館)・5月6日)
・営業時間
10:00〜18:00
(※展示室入場は閉館の30分前まで)
・料金
【展覧会「ライゾマティクス_マルティプレックス」のみ】
一般 1,500円
大学生・専門学校生・65歳以上 900円
中高生 500円
小学生以下 無料
【展覧会「マーク・マンダース」との2展セット】
一般 2,300円
大学生・専門学校生・65歳以上 1,500円
中高生 850円
小学生以下 無料
(※小学生以下は保護者の同伴が必要)
(※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方2名までは無料)
・住所
東京都江東区三好4-1-1
・アクセス
【電車】半蔵門線「清澄白河駅」徒歩9分
・駐車場
あり(有料)
・公式サイト
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/
「ライゾマティクス_マルティプレックス」のおすすめポイント・見どころ
「ライゾマティクス_マルティプレックス」のおすすめポイントや見どころについてご紹介します!
①:現代社会を映し出すデータの可視化やパフォーマンス
最新のデジタルテクノロジーを用いた、今までにないアート表現を見せてくれるのが「ライゾマティクス_マルティプレックス」の魅力です。新たな発想から生み出された展示をチェックしていきましょう。
目には見えないデータや人の感情をインスタレーション化
#東京都現代美術館 #ライゾマ展 カッコよくてすごくてきれいだ ライゾマティクス-マルティプレックス pic.twitter.com/HaQliNrDBm
— a.n (@alfa3399) March 20, 2021
本来であれば目で見ることができない、日常生活の中で何気なく接している膨大なデータや人の感情・感情などを可視化したインスタレーションを展示。アートを通して、日々変化する複雑な現代社会の姿に触れてみましょう。
Perfumeとコラボしたフィジカルパフォーマンス
ライゾマティクス_マルティプレックス;今回の展覧会に限らずいつも思ってしまうけど、ライゾマティクスすごい…なのとともに、MIKIKOさんも、ELEVENPLAYも、Perfumeもすごい…😭 人間のパフォーマンスってこんなにすごくて、技術でさらにこんなに表現が拡張できるんだ…と思ってしまう…感激… pic.twitter.com/eMNjZukYgh
— ぷらいまり。 (@plastic_candy) March 22, 2021
人気アーティスト「Perfume」とのコラボレーション作品も必見。緻密に計算されたプログラミングと優れたビジュアルデザインよって作られたフィジカルパフォーマンスには、ファンならずとも惹きつけられる魅力が詰まっていますよ。
また、Perfumeの振り付けを手掛ける演出振付家「MIKIKO」が率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」の展示も見応え抜群。人によるパフォーマンスが最新のテクノロジーによって広がっていく様子を楽しみましょう。
②:新たなソーシャルプラットフォームやハイブリッドインスタレーション
「ライゾマティクス_マルティプレックス」では、現代社会に新たな提案を持ちかけるようなアートも多数展示されています。これからの社会に影響を与えるかもしれない、ユニークな展示を見ていきましょう。
次世代のコミュニケーションを提案するプラットフォーム
東京都現代美術館の「ライゾマティクス_マルティプレックス」展に行って参りました(一部撮影OK)
リアル「ゆめにっき」的体験が味わえて良かったです
特にB室のインスタレーションはすごかった、外のモニターと室内で二度楽しめます併設のマーク・マンダース展は「ガイア幻想紀」ラライのガケ感が(?) pic.twitter.com/6dFrz38LVd
— 眠れる兎6号@3/21アナコン-カ24a (@nemureruusagi06) March 23, 2021
新型コロナウイルスの蔓延により到来した、ソーシャルディスタンス時代。ライゾマティクスが開発した、人と距離を取らなければならない時も密接なコミュニケーションを続けられるプラットフォームにも注目です。
「Social Distancing Communication Platform」など、オンライン上でも人とのつながりを感じられるライゾマティクスの革新的な試みをアート化。今までになかった、新たなコミュニケーションの形にぜひ触れてみてください。
バーチャル世界とリアル世界を往来するハイブリッドインスタレーション
さっき見てたのは未来の自分であろう映像で⁉︎えっと…?今は過去の自分だっただろう人達に見られて…??
転がってるボールはあっちに反射して…いや反射してない、じゃあ何??えーっと?えっと??
何言ってるか分からんよね😂行って❣️めっちゃ楽しいから#東京現代美術館
#ライゾマティクス pic.twitter.com/uel9kkBgGU— &ちかこ (@wonk201989) March 20, 2021
まるでバーチャル世界とリアル世界を往来するような、不思議な感覚を楽しめるハイブリッドインスタレーションの展示も。ハードウェアの制御やロボットを用いた展示など、思わず好奇心がくすぐられるような作品が勢ぞろいしています。
③:現代社会への示唆に富んだ展示も
東京都現代美術館でスタートした、ライゾマティクス15年にわたる活動をまとめた展覧会『ライゾマティクス_マルティプレックス』。
会場の最後にある巨大なレールを転がるボールを、正確にトラッキングしレーザーを照射させる作品《particles 2021》は特に圧巻。 pic.twitter.com/G1WZntZZXU— 佐藤 達哉 /TatsuyaSato (@art_tatsuya) March 21, 2021
SNSを通したデータ漏洩問題など、現代社会に対するクリティカルな提言を含んだアート展示も要チェック。AIによる観客参加型の作品など、アートの一部になったような気持ちになれる展示が充実しています。
「ライゾマティクス_マルティプレックス」のチケット予約方法を徹底解説
「ライゾマティクス_マルティプレックス」が開催される東京現代美術館では、各時間帯に定員を設けた予約優先チケット(日時指定券)を導入しています。
当日、予約なしでもチケットを購入できますが、混雑状況によっては入場を待たなければならない場合があります。スムーズに入場するため、事前に予約優先チケットを購入するのがおすすめです。
予約方法:公式サイトでの予約のみ
予約優先チケットは、公式サイトのチケットページでのみ購入できます。販売期間・予約手順は以下のとおりです。
・販売期間
3月10日(水)〜6月20日(日)
※毎週水曜日10:00に、翌週水曜日から1週間分の受付を開始
※各時間枠の定員を超えた場合は販売終了
※定員に達していない場合のみ、各入館開始時間の15分後までチケット購入が可能
・予約手順
- 公式サイトのチケットページにアクセス
- 「入場券のみ」か「デバイス付入場券」を選択してタップ
- カレンダーから来場日と時間帯を選び「チケットを選択」をタップ
- チケット枚数を選び「チケットを選択する」をタップ
- 画面案内に従って手続きをする
予約のタイミング:定員が設けられているため、早めの予約がおすすめ
予約優先チケットでは、30分ごとに時間を区切って日時指定券を販売しています。現時点では土日も含めて全時間帯に空きがある状態です。
ただし、各時間枠の定員を超えた場合は販売終了となります。確実に予約優先チケットを手に入れるため、来場を決めたら早めに予約をするのがおすすめです。
※2021年3月23日(火)時点での情報となります。
予約の注意事項:日程変更やキャンセルは不可
チケット購入後は、セット券や単独券への変更・日程変更・キャンセルはできません。また、指定時間を過ぎると入場できない場合があるので、注意しましょう。
予約は1申込あたり5枚まで可能。小学生以下の場合は0円のチケットを人数分申し込む必要があります。なお、チケット購入後に「ご購入確認メール」を受け取るため、購入前にメール受信設定の確認をしておきましょう(詳しくはこちら)。
本来であれば、本チケットで「MOTのコレクション展」の観覧もできるのですが、現在新型コロナウイルスの影響により休室しています。その代わりとして、チケット購入時に6月20日(日)まで観覧できる「コレクション展の観覧券」が渡されるため、捨てずに取っておきましょう。コレクション展の開室日は公式サイトにて発表されるため、随時チェックしてください。
その他の情報もチェック!
「ライゾマティクス_マルティプレックス」の感染症対策や前後におすすめの予定などもご紹介します!
感染症対策は?
当面の間、入館はメインエントランスのみとし、パークサイドエントランスは閉鎖されています。入館時に検温を行い、37.5℃以上ある人は入館できません。館内では、マスクの着用や咳エチケット、手指の消毒への協力が求められています。
また、東京版新型コロナ見守りサービスも導入。施設入口に掲示されたQRコードを読み込んで登録を行うことで、感染情報の通知を受け取れます。
前後にこんな予定はいかが?
「ライゾマティクス_マルティプレックス」の前後におすすめの予定をいくつか紹介します。ステキな休日の予定を立てる際に、ぜひお役立てください。
マーク・マンダース—マーク・マンダースの不在
「ライゾマティクス_マルティプレックス」と同時期に東京現代美術館で開催されている、現代アーティスト「マーク・マンダース」の国内美術館初となる個展です。
彼が生み出した架空の芸術家「マーク・マンダース」の自画像を建物の枠組みで表現する、というユニークでダイナミックな構想が見どころ。家具や彫刻など、さまざまなオブジェを通して、虚実が入り混じった不思議な世界を作り出します。
「ライゾマティクス_マルティプレックス」と2展セットになった日時指定券の販売も行われているので、東京現代美術館でアートなひとときを楽しんではいかがでしょうか。
詳しくはこちら→マーク・マンダース—マーク・マンダースの不在
fukadaso cafe
築50年のアパート「深田荘」をリノベーションした、おしゃれなカフェです。ゆったりとした時間が流れる素敵な空間で、パンケーキやスコーンなどのカフェメニューをいただけます。刺激的なアートを鑑賞した後、ホッと一息つくのにピッタリですよ。
詳しくはこちら→fukadaso cafe
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